研修担当者必見!成果を出すためのビジネス英会話研修

こんにちは!イングリッシュモチベ―タ―の宇野 魁人です。

ビジネスレベルの英語力を社員に身につけさせるって大変なことですよね。

そんな客観的な意見も露知らず、社員の英語力向上を一任されたはいいけど、どんな施策を実施していいかわからない、また既に研修は実施してはいるものの成果を感じられない、研修後の学習が続かない、モチベーションが維持できないといった悩みを抱えていたりしませんか。

上記のようなお悩みを抱えていらっしゃるのであれば、本記事は一読の価値があります。

本記事は、専門の英会話研修業者を使って英語力を向上させるための手順や注意するポイントをプロの英語講師の視点で力説させていただきます!きっと本記事を読み終えたら、ビジネス英会話研修を効率的に効果的に組み立てられるようになっているはずです!!

以下のポイントを重点的にご紹介していきます。

・英会話研修業者へ依頼するメリット

・英会話研修業者を依頼する際に注意すること

・オススメの英会話研修業者

・英会話研修を成功させるための組み立て方

それでは一緒に本記事を読んでいきましょう!


1.まずは英会話研修業者選定!業者へ依頼する3つのメリット

社員が社内講師として活躍されているケースもありますが、やはり餅は餅屋です。専門の英会話研修業者へ依頼するべき3つのポイントをご紹介させていただきます。

1-1 専門的な知見と見解で会社が求める英会話研修をアレンジしてくれる

英会話研修業者はこれまでの経験から、様々な角度で会社の求める英語力を見極め、そのニーズに合った研修を提案してくれます。業務内容や部門別、階層別によっても求められる英語のニーズは異なりますが、色々な事例をもとに、正確な対処法を提案してもらえます。

1-2 経験豊富なプロの講師陣

専門の英会話研修業者は、色々な業界で指導経験のある講師を揃えています。日常業務の忙しいビジネスパーソンの状況を理解した経験豊富な講師が英語力の向上を全力でサポートしてくれます。なかには、同じ業界のビジネスパーソンとして英語力を向上させた経験を持っていたり、業界に精通している講師などもいます。自社の状況に合わせて最適な講師を調整してもらいましょう。

1-3 学習の伴走者としてモチベーションを上げてくれる

学習者のつまずくところを経験と専門的な知見を通して、様々なアプローチでサポートしてくれます。また、しっかりと要望を出しておけば、受講者の進捗状況の管理からレベルチェック、英会話力の可視化など、様々な方法を通して社員のモチベーションの管理を行ってくれます。せっかくビジネス英会話研修を実施しても、積極的に受講する方と受講しない方に分かれ、継続できずに挫折してしまう人も少なくありません。ビジネス英会話や日常英会話は、あくまで会話であるがゆえにどれだけ進歩しているのかは見えづらいものです。英語を学習しているとどういったところで学習者が挫折するのか、など英語学習をする上での細かなアプローチ方法はなかなか企業側では解決できないものです。英語は一日頑張ったからといって一気に伸びる分野ではなく、継続がとても重要です。


2.英会話研修業者を選定する際に心得て欲しい5つのポイント

専門業者へ任せることで無駄のない、かつ効果の高い研修が期待できます。但しどこを選ぶか、どういう点をチェックすればいいのか、曖昧なままだと相性の良い研修業者を見つけることができません。万全な研修を実施してもらうためにも、確認して欲しいポイントをご紹介いたします。

2-1 業者の研修実績

ビジネス英会話研修を実施している業者であれば、どのような研修を実施してきたか、効果はどうだったのかなど、必ず確認しましょう。自社の状況に合った事例や、ニーズにあった研修を提供してくれそうか、評判や会社としての経営基盤など、気になる点は事前に潰しておくことが大事です。

2-2 レッスン形式

現在の主な英会話レッスンは「通学」、「自社への講師派遣」、「オンライン」とレッスン形式は3つに絞れます。どのレッスン形式でもマンツーマンであれば会話に費やす時間は長くなりますが、集団形式ですと、クラスの規模により一人が話せる量はまったく変わってきます。集団とマンツーマンの両方を組み合わせた研修もあるので、どの形式が自社の状況に合っているのかを検討する必要があります。実際にビジネス英語研修を導入してどれだけの時間を英語学習に費やすことができるのかは、英語力を向上させるうえで重要な要素です。日本にいると英語を話す機会を作ることは簡単ではないため、実際に研修内で従業員が英語を話す機会はどれだけあるのかを必ず確かめたうえで研修を実施しましょう。

2-3 研修費用

レッスン形式や業者によって異なりますが、大枠のところは把握しておきたいところです。以下の相場を確認しておきましょう。

【通学】
・グループレッスン
1名あたり 1回約40分2,000-4,000円

・少人数レッスン
1名あたり 1回約40分2,000-5,000円

・マンツーマン
1名あたり 1回約40分5,000-10,000円

※別途費用(1名あたり):入会金10,000-30,000円、教材費2,000-4,000円

【講師派遣】
1時間あたり10,000-30,000円 

※別途費用:講師交通費(実費)、教材費2,000-4,000円(1名あたり)

【オンライン】
月30回 1回約25分5,000-30,000円

※殆どの業者は入会金と教材費を設けていない。

費用だけでみるとオンラインの良さが際立ちますが、自己管理能力を求められる部分はプライスレスです。自主的な学習サイクルを身に付けさせるとなると通学や講師派遣などのメリット面も見えてきます。また、グループレッスンも同じ境遇の方と切磋琢磨することが学習の刺激になることもあります。また、不都合があった時もしっかり対応して欲しいということであれば、組織的に対応できる業者に依頼することをオススメします。

2-4 講師の質

研修内容がいかに充実するかは、講師の質に大きく影響されます。講師自身が様々な指導経験やスキルをもっていること、研修生を引きつけるような人格や熱意をもっていることなど、語学研修業者がどのような講師を派遣しているのかを確認することは研修自体の質を高めるためにも必要です。講師の質を確かめるためにも、業者のホームページの講師紹介欄を確認したり、採用条件を確認したりすることも一つの手段となります。

2-5 効果測定

研修の成果を確認できるプログラムを用意しているかを確認しましょう。ここを曖昧にしておくと成果として社内で提出するものもなく、ただやって良かったですねで終わってしまいます。必ず、実施前と実施後の成果を確認できるアセスメントをプログラムに組み込めるかを確かめたうえで研修を依頼しましょう。


3.ここがおすすめ!英会話研修業者5選

ビジネス英会話研修を実施している業者の中でも、専門性と信頼と実績がある業者を厳選いたしました。各社公表しているWebサイトをもとに特長をまとめています。どこも実績ある業者ですので、ぜひ選定の参考にしていただけたらと思います。

 

3-1 レアジョブ

【特長】
・オンライン授業なので、時間、場所を問わずに授業を受けることができる。
・レアジョブ独自のスピーキング評価方法で、受講者のスピーキング向上を可視化できる。
・研修前のヒアリングから始まり、研修後の効果測定まで受講者の英語学習を徹底的にサポート。

【オススメ理由】
マンツーマンスタイルで、オンラインのビジネス英語研修を提供しています。オンライン授業がメインとなりますが、モチベーションを維持するためのカウンセリングやオフラインセッションなども充実しています。また、研修後に英会話力の伸びを可視化するためのスピーキングテストを実施したり、社員が挫折しないよう面談の機会を設けて悩みを聞きアドバイスをするなどフォローアップ体制も充実しています。

3-2 グローバルブルー

【特長】
・オフラインでの研修とEラーニングを組み合わせたハイブリッド型授業を提供している。
・学習時間が限られているビジネスマンに向けて、英語学習法を中心にしたセミナーを実施し、学習する中でモチベーションを高めるコンテンツが用意されている。
・社内英語部導入という手段から、英語力向上の鍵となる“英語を使う機会”を社内に提供している。

【オススメ理由】

社内英語部の創設支援など、オリジナリティーの高いプログラムを提案してくれます。ビジネス英語研修に特化しているからこそ、忙しいビジネスパーソンに見合う、効率的に確実なレベルアップが狙える研修を提案してくれると評判です。また、オフラインでの研修とEラーニングを組み合わせたハイブリッド型授業を提供しています。

3-3 ベルリッツ

【特長】
・講師派遣、オンライン授業、近くのベルリッツの教室に向かうこともでき、社員のワークスタイルに合った形で英語学習に取り組むことが可能。
・「ビジネス力×グローバル対応力」をコンセプトに、英語力だけでなくグローバル人材育成を長期視点においた研修コンテンツを提供している。
・海外赴任者向け、インバウンド対応、全社員向けなど、様々な研修プランから企業の英語ニーズを満たすことが可能。

【オススメ理由】
ビジネス英会話を強みとしているベルリッツは、長年の実績と知識に基づいた質の高いビジネス英語研修を提供しています。様々なコースが用意されており、求められる英語力に対して的確な研修内容を提供してくれます。研修前の段階で企業の課題や要望に徹底的なヒアリングを行い目的に合わせた研修をプランニングしてくれるので、実際の実務に必要なスキルの習得が期待できます。また、研修スタイルは、講師派遣、オンライン、また近くの教室に通うこともでき、社員の用途にあったスタイルを選択することができます。

3-4 アルク

【特長】
・目的、レベル、階級別、企業の英語ニーズに細部まで合わせた幅広い語学研修を提供している。
・3,800社を超える企業や団体をサポートしてきた豊富な実績をもっている。
・1969年の創業以来培ってきた教材開発の知見を活かし、高品質なプログラムを提供している。

【オススメ理由】

レベル別に調整されているだけでなく、階級別に合わせた研修プログラムが用意されています。研修では、語学教材開発で有名なアルクの長年のデータや実績に基づく独自の教材も使用され、確かな質の研修内容が保証されています。

3-5 TAC

【特長】
・ニーズ・⽬的・レベルに合わせて⽇本⼈講師・ネイティブ講師・バイリンガル⽇本⼈講師・バイリンガルネイティブ講師の中から最適な講師を選択できる。
・毎回のレッスンはスタディ(学習)、プラクティス(練習)、アクティビティ(活動)を織り交ぜ、「使える英語⼒」を楽しみながら⾝につけることができる。
・担当講師による効果測定は、発⾳・流暢さ・⽂法・⾃信などの項⽬別に評価を⾏います。他評価テスト(TOEIC®Speaking、VERSANT)などにも対応可能。

【オススメ理由】
英会話学校にありがちな楽しかった、やって良かったと言った定性評価ではなく、きっちりと定量的な評価も取り入れた資格の学校ならではの結果に重視したプログラムをニーズに合わせて対応してもらえます。また、多くの専門機関との提携関係があるのでTACへ依頼しておけばワンストップで包括的なサービスを受けることができるのも魅力の一つです。


4.成功へ導くビジネス英会話研修の組み立て方

良い業者を選定しても、社内の段取りが上手くいってないと暖簾に腕押し状態になってしまいます。しっかりとイメージした研修を成功させるうえで重要な手順をご紹介いたします。

4-1 目標設定

まずは目標を設定することがスタート地点です。業務内容によって、求められる英語力は異なりますが、実際どんなときに英語が必要なのか、またはどんな英語力が今後求められるようになるのかを、受講対象者と共有しましょう。ビジネス英会話研修を提供するにしても、社員が何のためにこの研修を受けているのかを明確にできていなければ、研修を成功へ導くことは困難になります。必ず、研修の目的はなんなのか、実際の業務にどのように関わるのかまでを、受講対象者へ理解させましょう。文書だけではなく影響力のある直属の上司などから口頭でもしっかりと研修の目的を伝えていただくとさらに効果的です。

4-2 レベル分け

一人一人の英語力にばらつきがあるからこそ、正確なレベル分けがされているかどうかは重要です。レベルの合わない研修はモチベーション低下の要因となります。研修の最初の段階で、レベルチェックテストや、英語の面談などを行い、提供する研修内容を受講対象者のレベルにミスマッチがないように注意しましょう。決して人数合わせとかで無理やり初級レベルの方を上級レベルのクラスへ入れたりしないようにしましょう。英語が嫌いになってしまい研修を長引かせるだけです。

4-3 英語学習の可視化

研修後のレベルアップテストなど、社員が現在どの段階にいてどのくらい伸びているのかを可視化することで、社員のモチベーションを維持することができます。講師とのスピーキングテストを前後で実施するのも良いですし、TOEIC®Speakingなどの英語テストを活用するのも良いでしょう。実際の業務でどの程度役に立っているのかを実感することは、質の高い研修を作成する上でとても重要な要素です。

4-4 評価制度に取り入れる

社員が継続的に、真剣に結果を求めて学習に取り組めるように語学力を昇進条件に含めることや、KPIを測定して評価に繋げることをオススメします。単に、ビジネス英会話研修を導入するだけでは、受講する人と、受講しない人で差が開いてしまいます。また会社全体として学習に力を入れられるように、英語学習の結果を人事評価にすることができればさらにやる気を高められること間違いなしです。

4-5 自立学習の推進

語学は研修を受けるだけで簡単に身につくわけではありません。研修を通して研修後の継続学習をイメージさせましょう。実際に学んだ英語を自ら業務で意識的に使ったり、仕事や研修が終わってから継続して学習することで成長が決まります。だからこそ、講義だけではなく勉強方法を提示することや、一人で勉強しやすい環境を整えることは大事です。例えばインターネット上で学んだ単語を復習することができたり、自分で様々なフレーズを学ぶことができたり、研修だけにとどまらず一人で勉強できる状態を作ってあげることでさらに勉強に対するモチベーションが上がります。自立学習ができるようになることで、社員一人ひとりに自分なりの勉強の仕方が定着し、社員自らが英語力の向上に努めることができます。


5.まとめ

最後までお読み頂きありがとうございます。
今回は以下の内容についてご紹介させていただきました。

・英会話研修業者に依頼するメリット
色々な事例をもとに要望に沿った研修を経験豊富な講師がモチベーション向上させながら実施してくれる。

・英会話研修業者を選ぶ際に押さえておきたいポイント
研修実績があるか、予算に合った研修費用、自社の状況に合ったレッスン形式、講師の質、効果測定の有無

・私がおすすめする英会話研修業者5選
レアジョブグローバルブルーベルリッツアルクTAC

・社内でビジネス英会話研修で成功するための組み立て方
明確な目標設定、研修内容と受講者のレベルを合わせる、英語学習の成果を評価する、継続学習を促す

ビジネス英会話研修は成果が見えづらく、そのため導入後うまくいかなかったという話もありますが、本記事のように手順や注意すべき点を把握しておくことで期待した成果を導き出すことは十分に可能です!

貴社の社員の英語力が向上するために、少しでもこの記事がお役に立てることを願っております。

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