※CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)とはヨーロッパ言語共通参照枠と訳します。
欧州評議会で開発された語学力判定基準です。現在では38の言語に対応した国際基準になっています。
企業A社(電気機器メーカー)
研修情報
- 実施時期
- 4月、10月
- 対象(人数)
- 各クラス5名×2クラス
- 研修ゴール
- 海外へのビジネス展開を加速するため、必要な英語力をレベル別で習得
- 研修名
- ビジネス英会話研修(初級・中級)
- 研修日数
- 全20回、週1回2時間(計40時間)(早朝クラス)
研修詳細
お客様のニーズ
他社のネイティブ講師による英会話研修を行っていたが、英語が苦手な社員の英語力底上げや、社員の英語力を客観的に図る指標としてのTOEIC® L&R TESTスコアの活用を検討されていた。
選ばれた理由
受講者のレベルに合わせたバリエーション豊富な講師が派遣可能(日本人・バイリンガル・ネイティブ講師など)。
TOEIC® L&R TESTに精通した日本人講師によるテスト対策もプログラム内に導入されていた。
提案のポイント
1日本人・バイリンガル・ネイティブ講師によるレベル別レッスン
2受講者の課題・レベル・ニーズに合わせた「初級クラス」「中級クラス」を設定
3受講者に個別フィードバックを行い、TOEIC® L&R TESTスコアと個別
インタビューに基づくCEFR基準(※)で評価
インタビューに基づくCEFR基準(※)で評価
内容
ディスカッション | 時事問題について自分の意見を述べる。 |
---|---|
ビジネスE-Mailライティング | メールの型や定型表現を覚える。 |
ビジネスプレゼンテーション | 英語プレゼンの型を覚え、ファシリテーションも受講者が行う。 |
文法・リスニング・語彙の強化 | 会話の中で、文法や発音などを適宜修正する。 |
事前、事後のスピーキングテスト | CEFR基準に基づくTAC独自のインタビューで評価を行う(総合力、発音、流暢さ、文法などを12段階で評価)。 |
効果
CEFR基準の6段階で平均1レベルアップ、TACオリジナルの12段階レベルで平均2レベルアップした。
中級クラスのプレゼンテーションの回では、受講者がそれぞれファシリテーション役、発表者役、オーディエンス役になり、受講者のみで英語でレッスンを進行できるようになった。
研修への評価・意見
担当者の声
とても丁寧に対応していただいた講師と営業担当者に感謝しています。企画段階から具体的に運営イメージをつくってくださり、スムーズに最後まで実施できました。効果測定の結果も良く、受講者も全員満足という結果でした。TAC様は豊富なコンテンツと運営実績もお持ちなので、今後も継続してお願いできればと思います。
受講者の声1(初級クラス)
- 発音に重点を置いた内容だったので、よく使用するフレーズも体に染みつき、実務でも活用できると感じました。
また、TOEICの学習で文法を復習し、全員が理解しているかを確認しながら進めてくれたので、不明点なく理解できたことが自信に繋がりました。担当いただいた先生は、丁寧に、忍耐強く、指導してくださり、いろいろな雑談も交えていただき、リラックスして学習できました。本当にありがとうございます。
受講者の声2(中級クラス)
- 様々な言い回しについても言及していただき、毎回得る知識があってとても良かったと思います。
プログラム通りに進める場合もありましたが、会話が盛り上がっていればそのまま会話するなど、臨機応変に講義を進行していただけたのが特に良かったです。
今後の取り組み
中級クラス修了レベルの方向けのスキル別研修を展開。