塗り絵からの卒業!TOEICハイスコアを狙うリーディング対策!

文法が苦手でスコアが伸びない
全然時間が足りず毎回塗り絵になってしまう
どうやって攻略したらいいかわからない

 

なんてTOEIC® L&R TEST(※以下TOEIC)のリーディングPartは
TOEIC受験者を悩ませ、挫折させる強力な壁となっています。

 

そんなリーディングPartの壁を乗り越え、一早くTOEICから卒業していただくため
以下の最重要ポイントに絞ったリーディング対策法をご紹介いたします!

 

・リーディングPartのタイムマネジメント
・リーディング全Partの必須攻略法
・リーディングPartのオススメ教材&アプリ

 

本記事を一読いただいた後、最短でリーディング難民から抜け出し、
本来あなたがやりたいことに時間を費やすことができることを願っております。

 

それでは一緒に記事内容を確認していきましょう

 

1.リーディングPartの出題形式を知ろう!

まずはリーディングPartの出題形式を一緒にみていきましょう!
■Part別出題形式

Part パート名 問題数 時間
配分
形式
リーディングセクション(Part 5~7)75分、100問
5 短文穴埋め問題 30 約12分 短い文に空欄があり、文章を完成させるためにふさわしい選択肢を選ぶ問題です。主に文法力、読解力、語彙力が試されます。
6 長文穴埋め問題 16
(4×4)
約8分 1つの長文に4つの空欄があり、長文を完成させるためにふさわしい選択肢を選ぶ問題です。
長文は全部で4つあり、「ビジネスレター」「Eメール」「記事」「通知文」などが出題されます。主に文法、読解力、語彙力が問われます。
7 読解問題 1つの
文書
29 約55分 手紙、申込用紙、通知、広告、メモなどの文章を読み、質問に対して正しいものを選ぶ問題です。
1つの文章を読むシングル・パッセージ問題(各2~4設問)と2または3つの文章を読むマルチブル・パッセージ問題(各5設問)があります。
複数の
文書
25

 

上記の通り、全部で75分間100問(全て4択)のPartです。
Part5、6、7と順を追って問題文が長くなっていきます。また、問題の難易度も上がっていく構成になっていると思っていただけたらと思います。そして、リスニングPartとの大きな違いとして認識すべき点は、与えられた75分間は自分の時間配分で問題を解いていくことになるということです!ですので、リーディングPartを攻略するうえで最も重要な要素は時間配分(タイムマネジメント)だと言っても過言ではありません。

 

2.リーディングPart時間配分/タイムマネジメント

リーディング問題で時間切れにならないための時間配分のポイントは、以下の3点です。

 

(1)各Part冒頭のDirections(指示文)は読まない
(2)Part 5と6で最大20分、できれば15分で解き終える
(3)Part 7は55分~60分かけて解く

 

(4)その他、Part 5, Part 6, Part7 解く順番について2パターン紹介します。あなたはどちらのタイプですか?自分にあっているほうの解く順番をお選びいただければと思います。

パターン 解く順番 おススメしたい方
Aパターン
Part 5 → Part 6→ Part 7の順で解く
・Part 5と6が得点源である
・Part 7のMP問題は手が出ない
・現在のスコアが500点未満だ
・500点以上だがこの順番でずっと解いてきたので今さら変えたくない
Bパターン
Part 7 (MP*)→Part 7 (SP*)→Part 5 →Part 6の順で解く
・Part 7で時間をかければ正解できた問題があったと思う
・現在のスコアが500点以上だ
・英語の長文を読むことは苦手意識がない

※MP=マルチプルパッセージ 2文章または3文章の問題、SP=シングルパッセージ 1文章問題のこと

 

◎時間配分の詳細記事を確認するにはこちら
⇒全部は読まない!TOEICリーディングの時間配分と超省エネ攻略法

 

3.リーディングPartの攻略法

さて、ここからはリーディングPart別の攻略法のご紹介になります。
TOEICも資格試験ですので、傾向があります。傾向があるということは対策が可能です。この攻略法の紹介では各Partの傾向と対策および重要論点をお伝えしていきます!

 

3-1 Part5攻略法(短文穴埋め問題)設問数30問

短文中にそれぞれ1箇所ずつ空欄があり、語彙、文法などの正しい使用法を問うPartです。このPart5で時間をかけすぎると後のPart6、7で正答できる問題まで辿り着くことができなくなります。特に語彙問題はわからなかったらそれまでなので、必要以上に時間をかけないように注意しましょう!

 

それでは効率的な「解答手順」と「時間配分」を確認していきましょう!

 

Part5 解答手順
1. 最初に4つの選択肢を確認する
2. 設問のタイプ (文法問題 or 語彙問題) を把握する
3. 空欄の前後だけ見ればいいか、文全体から情報を探すかを把握する
4. 正解を探し、解答欄にマークする

 

Part5の品詞を問う問題は一目見て正答を判断できる問題も含まれているので、こういった問題は時間をかけずに空欄の前後を見て解いていきましょう!

 

Part5 時間配分
25秒以内 / 1問。
練習問題を解く時も1問25秒以内で解くようにして時間を意識する習慣をつけましょう。

 

Reading Sectionは時間との勝負です。PART5-7それぞれにかけられる時間を知り、その時間内に解くことができるスピードをつけること、そして時間をかけるべき問題とそれほど時間をかけなくても解ける問題を判別する力も必要になってきます。

 

Part5は2種類の問題に分けることができる
文法の問題と語彙の問題の2つに分けられます。語彙の問題は、イディオム(熟語)やコロケーション(連語)など、よく使われる単語の組み合わせを問う問題が多く出題されます。それぞれの単語の意味を覚えるだけでなく、実際の使用例を知っていることが重要です。

 

※以下、例・確認問題の文は、学習事項の理解を深めるために、実際のPart5の問題よりも短くわかりやすいものを含んでいます。また、実際のPart5の問題にはほとんど出てこない I、you、he/she、itなどの代名詞が使われる場合があります。また、高校までの英文法の復習も兼ねています。

 

文法問題の例:
文法知識を問う問題です。空欄の前後を確認して、文法的に正しい選択肢を選びます。

Dr. Martin ——- handled the problem.
(A)  efficient
(B)  efficiently
(C)  efficiency
(D)  efficiencies

選択肢が似ていて品詞が異なります(品詞問題とも呼ばれます)。上記例題の空欄の前後を見ると、「Dr. Martinがhandled(対処した)」とあり、主語と動詞が揃っているので、ここでは動詞を修飾する副詞、(B) efficientlyが入ることになります。

 

時間をかけてでも解きたい問題です。文の構成がわかれば全体の意味がとれずとも正答に導けるということもあり、焦らず空白の前後の単語を見比べて適切な品詞を解答しましょう!以下の品詞の語尾をみて判断できる表で、どの品詞になるのか覚えておくと効率的に問題を処理できます。

品詞 語尾
名詞 -tion competition(競争・コンペ),attention(注意)
-ce evidence(証拠),confidence(信頼・自信)
-ment agreement(同意),equipment(備品)
-ty(ties) possibility(可能性),equality(平等・等しいこと)
-al approval(承認),disposal(廃棄),renewal(更新)
-ness awareness(認知度),eagerness(熱意),willingness(意欲)
-nt applicant(応募者),accountant(会計士),president(社長)
-sm enthusiasm(熱狂),criticism(批判・批評)
動詞 -fy identify(〔本人であることを〕確認する),satisfy(〔人を〕満足させる)
-ize organize(〔イベントなどを〕企画する),socialize(付き合う)
-ate operate(〔会社を〕経営する),estimate(見積書を作成する)
形容詞 -ble available(利用できる),favorable(有益な),visible(目に見える)
-ive active(有効な),imaginative(想像力に富んだ)
-al legal(法律の),influential(影響力の大きい),confidential(秘密の)
-ous obvious(明らかな),various(様々な),prosperous(有望な)
-ic specific(明確な・特定の),optimistic(楽観的な)
-ful doubtful(疑わしい),resourceful(資金が豊富な)
副詞 -ly currently(今のところ),especially(特に),generally(大抵・一般に)
複数の品詞を兼ねているもの(多数) correct(〔形容詞〕正しい・〔動詞〕正す),help(〔名詞〕助け・〔動詞〕手伝う),interest(〔名詞〕興味・〔動詞〕興味を持たせる)

 

それでは、次に語彙問題を確認していきましょう。

 

語彙問題の例:
選択肢の品詞が同じで、意味の違う単語が並ぶのは語彙問題です。語彙問題は文脈やよく使われる単語の組み合わせで判断し解答していきます。語彙力が重要です。

They finally gained ——- approval.
(A) conditional
(B) careful
(C) occasional
(D) respectful

選択肢は、全て形容詞ですが、一緒に使われている名詞がapproval「同意」なので、意味を成すものはapprovalとセットで使われる(A)のconditional「条件付きの」です。

 

語彙力が試される問題は、はっきり言って知っているか知らないかです。
ぱっと見た時に、「あーこれはわからない、見たことない」と思ったら、そこに時間をかけても全くもって意味がありません。Part5ではわからない語彙問題に出会ったら潔く捨てることです!捨てた時間を確実にわかる問題の時間にかけることで、少しでもスコアアップを狙っていきましょう!

 

◎ここがポイント!!

文法問題については、空所の前後の数語のみから解ける問題が多くあります。代表的なタイプが品詞を問う問題(品詞問題)です。選択肢が関連する単語で、名詞形・形容詞形・副詞形など、語尾だけスペルの異なるタイプの設問です。

一方で、文全体を読まなければ解けない問題の代表が、語彙問題です。選択肢の単語が最初からスペルが異なり、品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞)が統一されています。

 文法問題と語彙問題の見分け方 (例):
選択肢が、派生語 (語尾だけ違うなど) ⇒文法問題(品詞問題)
選択肢が、最初からスペルの異なる単語 ⇒語彙問題(文全体の意味をとる必要がある)

◎Part5で問われる英文法テーマ

1.  品 詞 
2.  代名詞 
3.  前置詞 
4.  前置詞/接続詞 
5.  関係詞 
6.  比 較 
7.  主部と述語動詞 
8.  時 制 
9.  自動詞/他動詞/態 
10.  現在分詞/過去分詞 
11.  不定詞/動名詞 
12.  仮定法

複雑に思えるTOEICの英文法も分解する上記の12テーマに絞られます!
むやみやたらに学習するのではなく、上記の文法テーマに絞り、一つ一つ克服することがPart5攻略の一番の近道となります!!

Part 5 おススメ練習法

おススメのPart5練習法を紹介します。毎日少しずつでも英語に触れて目標点突破を目指しましょう!

STEP①  間違えた問題、迷った問題、勘で解いた問題を再度解く
論理的に解答の根拠をつかみながら解きましょう!

 

STEP②  【文法問題】解答箇所の文法のポイントを確認する
解答にあたり不足している知識があれば、テキストで該当の文法事項の解説を確認しましょう!

 

STEP③  【語彙問題】解答箇所の語彙のポイントを確認する
解答の単語単体でなく、どの単語とセットになっているかを確認しましょう。合わせて、単語を繰り返し覚えましょう!

 

STEP④  解答箇所以外の語彙、文法事項を確認する
本文中の空欄以外の箇所や選択肢でわからない単語・表現や文法事項がないか確認しましょう!

 

 

 

3-2 Part6攻略法(長文穴埋め問題)設問数16問

手紙文、広告、記事などの4つの文章が出題され、それぞれに空欄があり、当てはめるのに最も適切な語句を選択肢から選ぶPartです。捨てPartとして後のPart7に時間を回す方もがいらっしゃいますが、簡単な品詞問題も含まれているので取りこぼしなくやりきりましょう!

 

それでは効率的な「解答手順」と「時間配分」を確認していきましょう!

 

Part6 解答手順
1. 最初に4つの選択肢を確認
2. 設問のタイプを把握
3. 空欄の前後だけ見ればいいか、文全体から情報を探すかを把握
4. 解答欄にマーク

 

Part6はPart5と同様の解答手順です。ただし、空白の前後だけでは判断できない問題もあるので、読み返しがないように全文を読んで正答できるようにトレーニングしていきましょう!

 

Part6 時間配分
2分/1文章。Part6全体で8~9分が理想的な時間配分です。
Part6では、時間のかかる問題とあまりかからない問題が混在していますので、全体で10分を越えないことを目標にするといいでしょう。
※文章の種類を確認します。その際、以下の点に注意します。
– その文章特有の表現
– 書き手・受け手は誰か?を把握する

 

Part6をどれだけ速く正確に解答できるかは、750点を超える上で大きなポイントになります。
問われている文法事項を瞬時に理解すること、特定の文章で用いられる表現のコロケーションの知識、そして速読力も問われます。

 

特に出やすい文法項目を押さえよう
最初に選択肢を見る点は、Part5とほぼ同じです。語彙、文法など問われていることが選択肢からわかります。Part5と異なるのは、全体が手紙文、広告、記事など、1つの読み物になっていることです。空欄の付近だけを見て解答できる問題もありますが、Part5より広い範囲に注意を向ける必要があり、その読み物がどのような内容であるか、またどのような場面で書かれたものなのかがわかっていないとできない問題もあります。
文法項目の中では、「時制」「動詞の語形変化」「代名詞」が比較的数多く出題されます。

設問タイプ 解答のポイント
1 品詞 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。名詞・動詞・形容詞・副詞が入るか素早く解答します。
2 動詞語形変化 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。特に分詞、能動・受動態、主語と動詞の関係を理解することが大切です。
3 前置詞 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。語彙・コロケーションの知識を身につけていることがポイントです。
4 関係詞 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。関係代名詞・関係副詞のいずれかです。
5 相関関係 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。both A and B, either A or B, neither A nor B, not only A but also Bのいずれかです。
6 語彙 Part5同様に空欄の前後を確認して解答します。語彙の知識を身につけていることがポイントです。
7 文選択 選択肢で与えられた文の中から、空欄にふさわしいものを解答します。空欄の前後に加え、少し範囲を広げて文章を読み込む必要があります。各文章に1問、合計で4問出題されます。
8 時制 時制のカギになる語句を探し出し、正解となる選択肢を導きます。Part5とは異なり空欄前後に加え、少し範囲を広げて文章を読む必要があります。
9 代名詞 文の中から空欄に入る代名詞が指し示すものを探します。代名詞が文中で、主格、目的格、所有格のうち、どの役割を果たすのかを合わせて判断します。
10 接続 (副) 詞 空欄前後の文章をつなぐ際にふさわしいものを選びます。空欄を含む文章に加え、少し範囲を広げて文章を読む必要があります。

 

Part5と異なる設問タイプには、接続副詞と文挿入がありますが、後者は確認問題で練習することにして、Part6に特有な接続副詞を取り上げます。この設問タイプは、難度が高く、解くのに時間もかかるので、発展学習として位置付けます。しかし、接続副詞自体の数が少ないので、以下に紹介する表現を覚えておけば有効です。
接続副詞は、2つの文の意味をつなぎます。ただし、接続詞のように2つの文を1つの文にすることはできません。2つ目の文の頭に接続副詞を入れて意味をつなぎます(接続副詞の後ろにはカンマを伴います)。

 

前後の文が連結的な関係になっているもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
Moreover, さらに Besides, それに加えて
Additionally, さらに Furthermore, さらに
In addition, さらに

 

 

前後の文が反意的な関係になっているもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
However, しかし Nevertheless, にもかかわらず
Still, それでもなお Nonetheless, にもかかわらず

 

 

前後の文に因果関係が見られるもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
As a result, その結果 Thus, したがって
Consequently, 結果として Therefore, それゆえに

 

 

前後の文に同時並行の流れがあるもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
Meanwhile, その間 At the same time, 同時に
In the meantime, その間

 

 

前後の文が対照的な関係になっているもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
On the other hand, それに反して On the contrary, それどころか

 

 

後の文が前の文の説明になっているもの

接続副詞 意味 接続副詞 意味
In other words, 言い換えれば In sum,  要約すれば

 

 

 

Part 6 おススメ練習法

おススメのPART6復習法を紹介します。毎日少しずつでも英語に触れていただいて目標点突破を目指しましょう。

STEP①   間違えた問題、迷った問題、勘で解いた問題を必ず復習
論理的に解答の根拠をつかみながら解きましょう!

 

STEP②  【文法問題】解答箇所の文法のポイントを確認する
個人的に知識が不足していると感じた文法は、テスト向けに編集されているテキストや問題集の解説を通じて内容確認をしましょう!

 

STEP③  【語彙問題】解答箇所の語彙のポイントを確認する
解答の単語単体ではなく、文中でどの単語とセットになっているかを確認しましょう。あわせて、単語集を繰り返し学習しましょう!

 

STEP④   解答箇所以外の語彙、文法事項を確認する
本文中の空欄以外の箇所や、(A)~(D) のうち正解にあたらない3つの選択肢のうち、わからない表現や単語、文法事項がないか確認しましょう! 地道な作業になりますが、わからないポイントを一つ一つ無くしていくのといかないのでは、テスト受験時に大きな知識の差となって現れます。

 

 

3-3 Part7攻略法(読解問題)設問数54問(29+25問)

Part7が苦手、毎回塗り絵になってしまう、、、という方が多いのですが、Part 5や6と違って、Part 7は質問されていることの答えは必ず文章中にあるので時間をかけて解くことができれば、正答数を上げることができるPartです!ただし、時間をかけて解く、といっても、読み物として全文をじっくり読むのではなく、以下の解答手順で解きましょう。

 

それでは効率的な「解答手順」と「時間配分」を確認していきましょう!

 

Part7 解答手順
1. パッセージの上のrefer to the followingのあとの語句を見て、パッセージの種類を把握する。
2. 記事のタイトルや、太字でセンタリングになっている部分があれば、目を通す。
3. 質問文の数とそれぞれの問題の探しやすさを確認する。
4. 目標スコア、残り時間と相談し、取り組む問題と取り組まない問題を決める。
5. それぞれの質問に解答するために、文章から該当箇所を探し、解答できる問題から順次マークシートに記入する。
シングル・パッセージは読む文章が1つ、マルチプル・パッセージは読む文章が2~3つですが、答えのヒントを探す範囲が狭いか広いかだけの違いです。解答の手順は同じです。

 

Part7 時間配分
1分 / 1質問。1つの問題にいくつの質問がついているかを目安にしましょう。例えば3つ質問がついている問題であれば3分です。ただ、質問が3つでも3分かからない問題もありますし、語彙数が多い文章や全体を読まないと解答できない質問が多い問題は3分以上かかる場合があります。
1秒も無駄にできないPART 7は、どのような順序で問題に取り組むかが非常に重要であり、文章と質問の往復をできるだけ減らし、効率よく解いていくためのカギとなります。

 

必要なスキルを身につけよう
PART 7に必要な3大要素は「探す」「拾う」「言い換え表現を理解する」能力です。そして問題を解くために語彙が足りないと、探している情報を素早く拾うことも、言い換え表現に気付くこともできません。一定以上の語彙は身につけておく必要があります。
また、PART 5 やPART 6に比べると、文法知識がやや曖昧でも正解につなげることができます。問題の難易度は様々なので、順番通りにすべてをこなそうとせず、できる問題を優先的に取り組むことで効率的に得点を重ねることができます。

 

質問文ごとの難易度を知ろう
PART 7は、パッセージから情報を正確に拾う情報処理能力が試されています。「問われたことだけにいち早く答える」「見るべき部分を見て、拾うべき情報を間違いなく拾う」「言い換え表現を柔軟に受け入れる」「少ない情報からできるだけ多くの情報を汲み取る」力が求められていると心得ましょう。読み物としてパッセージを頭から読むのは避けましょう。まずは質問文パターンと解答のポイントを確認しましょう。

 

◆質問文のタイプ

  質問文のタイプ 解答のポイント
1 類義語を選ぶ問題 ・本文中の単語の類義語を選択肢の中から選ぶ問題です。
・質問文の中にあらかじめ見るべき段落と行が示されているため、「探しやすさ」という点では難易度の低い問題となります。
2 意図を問う問題 ・文章中の特定の表現の意味を問う問題です。
・前後の文脈から判断します。2問出題されます。
3 文を挿入する問題 ・文章中に課題文を挿入すべき適切な箇所を1つ選ぶ問題です。
・空欄の前後の文意を把握する必要がありますので、解答に時間がかかります。
・2問出題されます。
4 主旨を問う問題 ・文章全体の内容について問うものです。
・通常はタイトルや本文の冒頭に書かれているので、ここを読むことで素早く解答できます。
5 具体的な情報を求める問題 ・キーワードが固有名詞であったり、単語の最初の文字が大文字になっているものは本文中から探しやすく、キーワード周辺の文章を読むことで素早く解答できます。
・逆にキーワードが全て小文字であったり、言い換えになっているものは探しづらく、解答に時間がかかります。
6 “NOT” が含まれる問題 ・選択肢の中から間違っているものを探し出す問題です。
・広範囲にわたって文章に目を通し、文章中に述べられている内容を消去法で消していくことが必要になるため、解答に時間がかかります。
7 内容一致を求める問題 ・What is true about…? や What is indicated…? などの質問で、文章の内容と選択肢の一致を問う問題です。
・選択肢を一つ一つ文章の内容と照らし合わせて検証する必要がありますので、解答に時間がかかります。

 

 

Part 7おススメ練習法

おススメのPART7復習法を紹介します。毎日少しずつでも英語に触れていただいて目標点突破を目指しましょう。

STEP①  間違えた問題、迷った問題、勘で解いた問題を再度解く
論理的に解答の根拠を掴みながら解くことを意識しましょう!

 

STEP②  本文を精読する
わからない単語・表現はないか、わからない文構造や文法事項はないか(問題集では、日本語訳を参照し、正しい理解ができているか)確認しましょう!

 

STEP③  既習問題についてスラッシュリーディングを使って速読練習をしておく
ストップウォッチで毎回時間を測りながら、次のページで紹介するスラッシュリーディングで全文読み返すことなくスムーズに理解しながら読めるようになるまで繰り返しましょう。

 

 

 

4.リーディングPartで求められるスキル

それではリーディングPartをこなすためのスキルを確認しておきましょう。
テスト形式を確認できただけではスコアアップに繋がりません。英語4技能の内、リーディングというスキルを根本的に高めていくためにどのようなスキルが求められるのかをご紹介いたします。

 

【リーディングを攻略するうえで外せない4つのスキル】
英文法力(高校1年生程度まで)
語彙力(中高基礎英単語2,000語+TOEIC英単語5,000語)
読解力(文構造を理解し、文章の意味を読み取る力)
速読力/WPM150 ※WPM(words per minute)とは、「1分間あたりの単語数」です

 

4-1 英文法力

全スキルの中で屋台骨となる英文法力。これが備わっていないと悩んで問題を解いても解説に書いてある文法用語も意味わからず二重苦です。基本として高校1年生で学ぶ程度までは身につけていただきたいスキルです。

 

4-2 語彙力

TOEICリーディングPartに出てくる英単語は約7,000語程度と言われています。覚える単語数は目標スコアによって異なります。500点取得したい場合は5,000語、600点取得したい場合は6,000語程度の語彙力が必要とされていますが、中学高校1年生レベルの基礎英単語が身についていれば問題を解きながら覚えていくのが語彙力UPの近道です!

 

4-3 読解力

一般的には文章などを読み解く能力を指しますが、小手先のテクニックだけではなく、一文一文の意味を理解して問題を読み解いていく力が求められます。はじめは時間をかけてよいので短文から長文をじっくりと読み解き、確実に意味を理解していく訓練をしていきましょう!

 

4-4 速読力

600点以上を目指すのであれば、WPM100前後は欲しいですね!TOEICは事務処理作業を測る試験でもあるので、いかに短時間で書類の意図を理解できるかが重要です。ゆっくりと読めば理解できるものも多いとは思いますが、テストの時間は有限です。必要な箇所を必要な時間数で読み進めていくことが求められます。

 

はじめから上記のスキルが備わっていれば良いのですが、これから少しずつ伸ばしていく過程であれば、まずは英文法、そして語彙、読解、速読という順番でスキルを習得していきましょう。

 

TOEICの試験団体であるIIBCが、リーディングのスコアレンジ別の長所と弱点を表にしています。以下の表を確認してみましょう。ご自身のスコアに該当する箇所を事前に確認しておくとスコアアップの課題も明確になります!

 

リーディング セクション
リーディング
スコア
Strength(長所) Weakness(弱点)
495
~425
一般的に以下の長所が認められます。
・文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
・意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
・文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。
・幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。
・規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。
一般的に、このレベルのスコアを取得する受験者には、解答する際に、多くの考えや複雑な考えが、少ない単語もしくは複雑な方法で表現されている場合、または難解な語彙が出てくる場合にのみ、弱点が見られます。
420
~325
一般的に以下の長所が認められます。
・文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
・意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
・文章に使用されている語彙や文法が難しいときでも、文章の限られた範囲内では情報を関連付けることができる。
・中級レベルの語彙が理解できる。文脈中の難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できることもある。
・規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。
一般的に以下の弱点が認められます。
・文章内の広い範囲にわたる情報を関連付けることができない。
・難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できないこともある。似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多い。
320
~225
一般的に以下の長所が認められます。
限られた長さの文章においては、簡単な推測ができる。
文章中に使われているのと同じ表現が問題に使用されているときは、事実に基づく情報に関する問題に正答できる。正しい選択肢が文章中の情報を簡単に言い換えたものであれば、事実に基づく情報に関する問題に答えられることもある。
一つの文、または二つの文にわたる情報を関連付けることができることもある。
簡単な語彙が理解できる。中級レベルの語彙を理解できることもある。
よく使用される、規則に基づいた文法構造が理解できる。文法以外に難しい言語的要素(難しい語彙が使われている、情報を関連付ける必要がある)がある場合でも、文法的に正しい選択肢が選べる。
一般的に以下の弱点が認められます。
言い換え、または情報の関連付けが必要な推測ができない。
事実に基づく情報を、難しい語彙を使用して言い換えた場合は、理解する能力は非常に限られている。解答するときは、問題に使用されているのと同じ単語や句を文章の中から探すことに頼ることが多い。
二つ以上の文にわたって情報を関連付けることができないことが多い。
難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できない。似たような意味で使われる複数の単語は区別できないことが多い。
より難しい、複雑な、またはあまり使用されない文法構造が理解できない。
220
~5
一般的に以下の長所が認められます。
あまり広い範囲を読む必要がないとき、ならびに文章中に使われているのと同じ表現が問題に使用されているときは、事実に基づく情報に関する問題に正答できる。
簡単な語彙、よく使用される句が理解できる。
あまり広い範囲を読む必要がないときは、よく使用される、規則に基づいた文法構造が理解できる。
120点以下のスコアを取得した受験者には、150点前後のスコアを取得した受験者の長所がいくらか認められることがありますが、成績はより不安定になりがちです。
一般的に以下の弱点が認められます。
文章中の情報について、推測ができない。
事実に基づく情報の、言い換えが理解できない。解答するとき、問題に使用されているのと同じ単語や句を文章の中から探すことに頼る。
一つの文中の情報さえ、関連付けることができないことが多い。
限られた語彙しか理解できない。
文法以外に難しい言語的要素(難しい語彙が使用されている、情報を関連付ける必要がある)がある場合は、簡単な文法構造も理解できない。

(引用元:Score Descriptor Table(レベル別評価の一覧表))

5.リーディング力を伸ばすスラッシュリーディング

スラッシュリーディングとは、「文章の分割」です。意味や構造の区切りでスラッシュ(/)を入れることにより、正確な英文理解ができるようになることで、迅速に情報を見つけ出すことが可能になります。ただし、本番のテストでは問題用紙への書き込みは禁止されていますので普段のリーディング練習の時に使いましょう。

 

スラッシュリーディングの方法
スラッシュリーディングでは、英文中、意味や構造の区切りでスラッシュ(/)を入れていきます。
慣れないうちは、主語と述語動詞(文中の中心になる動詞)を分割するだけでも効果があります。コツは、文法の「文型」「句」「分詞」「関係詞」を理解しておくことです。

 
トレーニング方法
1. 英文を最初から読み、①主部(または主語)の直後、②述語動詞(文の中心となる動詞)の直後、③目的語や補語の直後、前置詞・to不定詞・分詞・関係詞などで始まる修飾句(節)の直後、④接続詞で始まる節の直後、⑤カンマの直後などでスラッシュ(/)を入れましょう。
2. 特に③は主部や述語動詞とどのような関係になっているかを考えながら、文の意味を把握しましょう。
3. 意味を理解しながら、声に出しておきましょう。

 

スラッシュリーディングの効果
・文章構成の理解が容易になり、より正確に文章の主旨を把握することができるようになります。
・迅速な情報処理に役立ちます。
・TOEIC® L&R TESTに適合した練習問題でスラッシュリーディングをすることで、定型の文章(電子メールや手紙など)に慣れることができます。

 

 

スラッシュリーディングの例

Perky’s Co. announced this week that it has reached an agreement with Carver’s, the nation’s largest food service operator, to open up several coffee stands in train stations around the country by the middle of next year.

Perky’s Co. announced this week / that it has reached an agreement with Carver’s
(Perkey’s 株式会社は今週発表しました)  (Carver’sと合意に達したことを)
/, the nation’s largest food service operator, / to open up several coffee stands/
(国内最大手の食料サービス供給業者である)   (数店舗のコーヒー店を開くための)
in train stations / around the country / by the middle of next year.
(鉄道駅の中に)   (国内の)     (来年の半ばまでに)

 

 

6.リーディングPartの厳選オススメ教材&アプリ

TOEICのリーディングは奥が深いPartです。日々の努力の積み重ねがスコアアップのカギとなります。そんな日々の学習にオススメの教材とアプリをご紹介いたします!

 

6-1 リーディングPartオススメ教材

 

 

6-2 リーディングPartオススメアプリ

 

TOEIC文法問題 パート5対策

TOEIC文法問題 パート5対策
開発元:takashi shioya
¥120
posted withアプリーチ

【オススメ理由】
TOEICに出てくる13の文法項目の強化ポイントを洗い出すことができるのが一番のオススメポイントです!問題数も拡充されているので、一度自分の実力判定として早めに問題を解いておくことをオススメします。どの文法項目が苦手なのかを知り、一つ一つ克服していくことがPart5を攻略する秘訣だといっても過言ではありません!

 

 

TOEIC®テスト文法640問1

TOEIC®テスト文法640問1
開発元:LATIKA, Inc.
¥360
posted withアプリーチ

【オススメ理由】
Part 5対策アプリの定番です。問題数も多く、本番テストで問われる論点をしっかりと反映しているのでしっかりとやりこなしましょう!Part5が苦手な方、強化したい方はこのアプリだけで十分だといえるくらいです!機能としても、目標スコア別の問題演習、間違えた問題の復習機能、時間制限機能、ランダム出題機能など学習者に嬉しいを揃えているのもオススメ理由です!

 

 

POLYGLOTS(ポリグロッツ)

POLYGLOTS(ポリグロッツ)
開発元:POLYGLOTS inc.
無料
posted withアプリーチ

【オススメ理由】
無料で使える英語ニュース総合アプリ。17のテーマのニュース(1記事3分程度で読める)が読めるのでリーディング対策になります。特にPart7が苦手な方にオススメです!アプリ内にあるPart7の問題はただ単に解くだけではなく時間を測ってくれているので自分が問題にどれだけ時間をかけていたかを確認できます。何度も受験されている方はご理解いただけると思いますが、この時間間隔が高得点を取れるか否かの分かれ道です。無料で使える練習問題もあり、英語そのものを学び続けるための機能が盛り沢山なアプリです!

 

 

7.まとめ

いかがでしたか。
本記事ではリーディングPart対策として以下のコツとツボをご紹介いたしました!

 

・リーディングPartは、75分間100問。(A)(B)(C)(D)の4つの選択肢から選びマークシートに記入する。
・リーディングPartは、文法力、語彙力、速読力、読解力が求められる
・各リーディングPartは、わからない問題に時間をかけず、解ける問題を解く
・全75分間で全問解き切るためのタイムマネジメント
・リーディング力を伸ばすスラッシュリーディング
・スキマ時間を活かそう!オススメ教材&アプリ

 

なかなかリーディングPartのスコアが上がらないとお悩みのあなたも、本記事のお読みいただけた後であれば、スコアアップに必要な行動ができるだけの情報は入手したはずです!!

 

そして、もっと先にあるあなたの目標のためにも早いところTOEICリーディングPartを卒業し、英語力を活かして活躍されることを心より願っております。

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